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時制のお話 過去完了進行形 [英文法のたのしみ]

 時制から、過去完了進行形のお話をします。

 形は、had been ~ingです。

 これはどういうときに活躍する文法かと言うと、過去のあるときまでに何かがずっと継続しているときに使います。

 When my mom came home, I had been playing video games for three hours.
(お母さんが帰ってくるまで、3時間ゲームしてたんだ。)

 お母さんが帰ってくるときを基準にして、「それまで」3時間ゲームをしていたということです。

 それじゃあ、過去完了と違わないじゃないか、と思うかもしれませんが、この過去完了進行形は、動作の継続に使います。過去完了の継続は、状態の継続です。過去完了進行形という名称から、過去完了と同じように使えそうなイメージがありますが、あくまで、過去のあるときまでに何かがずっと継続しているときに限られ、しかも、動作が継続しているときに限られます。

時制のお話 過去完了形 [英文法のたのしみ]

 時制から過去完了形を勉強しましょう。

 形は、had p.pです。

 過去完了形で重要なのは、それがいつまでの話なのかということです。
 過去のある時までに、完了したことか継続したことを表すことができます。
 現在完了形の過去バージョンですね。

 When I got to the station, the train had already left.
(駅に着いたときには、電車がもう出ちゃってたんだよ。)

 駅に着いたときを基準にして、「それまでに」電車が出たということを表しています。

 When I entered college, I had lived in Nagoya for ten years.
(大学に入るまで、名古屋に10年間住んでいた。)

 大学に入ったときを基準にして、「それまで」10年間名古屋に住んでいたということを表しています。

 I had visited Tokyo Disneyland at least fifty times before I turned thirty.
(30歳になる前に、ディズニーランドに50回は行ったよ。)

 30歳になったときを基準にして、「それまでに」50回はディズニーランドに行ったということを表しています。

 I lost the iPod that my father had bought me on my birthday.
(父さんが誕生日に買ってくれたiPodなくしちゃった。)

 この文には過去の基準になるときが書いていないような気がしますが、なくしたときを基準にしています。なくしたときを基準にすると、「それまでに」買ってくれたわけですから(当たり前! まず先に買ってもらわないとなくせない)、過去完了になっています。

 簡単に言うと、英語では、二つの過去の行為を話す時、より過去の行為、時間的に先に起こった行為を過去完了形で表すということです。日本語では、二つの過去の行為のどちらが先に起こったのか、なんていうことは考えれば分かりますが、英語では、それを動詞の形を変えることで明確に表現するわけです。

時制のお話 過去進行形 [英文法のたのしみ]

 過去進行形のお話をします。

 形は、was/ were ~ingです。

 過去進行形は、過去のあるときに何かをしている最中だったことを表すときにつかいます。

 When you called me last night, I was taking a shower.
(昨日の夜電話してくれたとき、シャワー浴びてる最中だったんだよね。)

 素朴な疑問として、これ過去形じゃダメなのか、というと、

×)When you called me last night, I took a shower.
(昨日の夜電話してくれたとき、シャワーを浴びた。)

 電話をかけた一瞬に、シャワーを浴びるなんてことは不可能なのでダメです。take a showerというのは、単に身体にシャワーがかかるだけでなく、それで体を洗ったり頭を洗ったりすることまで含みますので。

時制のお話 過去形 [英文法のたのしみ]

 過去形のお話をします。

 過去形は、過去のことを述べる文に使われます。当たり前。

 Yumi broke up with Ken three days ago.
(ユミは、三日前にケンと別れた。)

 過去形で注意していただきたいことは一つです。

 それは、過去形を使うときは、その動作や状態がいつのことなのか、「過去の時」を文中に書き入れるということです。

 たとえば、上の文なら、three days ago「三日前に」と、別れた時の記載があります。
 このように、過去形を使うときは、「過去の時」を書き入れるようにしましょう。
 
 書き入れなくても、文法的に間違っているというわけではありません。

 Yumi broke up with Ken.

 でも、文法的には成立します。
 しかし、これだと、どこか不十分な、中途半端な文に見えるんですね。

 過去形を使うなら、それがいつ起こったことなのか、いつに関する記述を入れる。

 これを覚えておくと、現在完了との区別にも便利です。

 現在完了と過去形は区別がしにくいように思われるかもしれませんが、「~た」という表現を作りたい場合に、

 「いつ」に関する記述なし → 現在完了
 「いつ」に関する記述あり → 過去

 と、これでかなりの程度区別することができます。

 たとえば、「時計をなくした」という文を書こうと思って、現在完了を使うべきかな、過去形を使うべきかなと迷ったとします。そのとき、「いつ」に関する記述を入れなければ現在完了を、「いつ」に関する記述を入れるのであれば過去形を使うわけです。

 I have lost my watch.
(時計なくした。)
 I lost my watch yesterday.
(昨日、時計をなくした。)

 注意していただきたいのは、現在完了は、その状態を現在まで引きずっていますので、上の文であれば、まだ時計は見つかっていないということを表現してしまうということです。対して、過去形は、過去の事実を表すだけですので、今とは関係がなく、そのあとに、でも時計は見つかったよ、という文を続けることができます。

 I lost my watch yesterday, but my brother found it in the kitchen this morning.
(昨日時計を失くしたんだけど、弟が今朝キッチンで発見した。)

時制のお話 現在完了進行形 [英文法のたのしみ]

 時制から、現在完了進行形を取り上げます。形は、

 have〔has〕 been ~ing

 です。

 これによって、どういう文を作ることが可能になるのかと言いますと、何かの動作を一定期間続けていて、それが現在まで続いている、という文ですね。

 My brother has been playing video games for three hours.
(弟は、3時間ゲームしてる)

 三時間前から今までずっとゲームしているわけです。

 I have been practicing the piano since I was 30.
(30歳から、ピアノの練習をしている。)

 注意したいのは、「動作」が現在まで続いているときというところです。
 状態には使えません。

×)I have been knowing him for three years.

 状態の継続の場合は、現在完了を使います。

 I have known him for three years.
(彼と知り合って、3年になる。)

 現在完了進行形というネーミングから、現在完了と同じように使えるようなイメージを持つかもしれませんが、現在完了よりははるかに狭い内容しか表せず、繰り返しになりますが、「何かの動作を一定期間続けていて、それが現在まで続いている」というときにしか使えませんので、注意してください。

時制のお話 現在完了形 [英文法のたのしみ]

 時制から、現在完了形を取り上げます。

 現在完了形の形は、

 have(has)+過去分詞

 です。

 ちなみに、学校の授業で、過去分詞をppと表記されたりしませんでしたか? ppは、過去分詞を表す、past participleの頭文字を取ったものです。

 現在完了はどういう時に活躍する文法かというと、過去に起こったことがまだ継続していることを表すときに使われます。

 たとえば、何か物を失くしたとしましょう。そして、その物がまだ出てきていない。そんなときに、

 I have lost my favorite pen.(お気に入りのペン、なくしちゃった。)

 と言うことができます。ペンをなくして、そのなくした状況がまだ続いているわけですね。

 また、たとえば、あなたが何かを決めて、その決心が揺るいでいない、とします。そんなとき、

 I have decided to study abroad after I graduate.(卒業したら、留学することに決めてる。)

 と言うことができます。決心した状態がまだ続いているわけですね。

 このように、過去に起こったできごとが、まだ続いているというときに使うのが、現在完了です。

 素朴な疑問として、上の二つの文は、過去形でもいいんじゃないか、と思うかもしれません。
 では、過去形にするとどういう意味になるのか、見てみましょう。

 I lost my favorite pen.(お気に入りのペンなくしちゃった。)
 I decided to study abroad after I graduate.(卒業したら、留学することに決めた。)

 日本語訳だけ見ると、別に変わらないじゃないか、と思うかもしれませんが、過去形というのは、過去の事実を表すわけです。それはあくまで過去の事実であって、現在どうなっているかは分かりません。なくしたペンが出てきたかもしれないし、留学することに決めた気持ちが変わって留学を取りやめたかもしれません。その点、現在完了を使っておけば、過去の事実が変わっていないことを表すことができます。

 現在完了は、過去形の仲間のようなイメージを持っているかもしれませんが、現在形の仲間です。なので、「過去の時を表す語句」と一緒に使うことはできません。

×)I have done my homework an hour ago.

 an hour ago「一時間前」という「過去の時を表す語句」と一緒に現在完了を使うことはできない。もし、an hour agoを使いたいなら、

 I did my homework an hour ago.(一時間前に、宿題をした。)

 と過去形で表現しましょう。

 現在完了は、have+過去分詞で表現されます。
 普通はこれをセットで覚えるわけですが、ちょっと視点を変えてみましょう。

 I have cleaned my room.

 この文を、haveとcleanedの間で切ります。

 I have / cleaned my room.

 そうして、

 わたしは今持っている/ わたしの部屋を掃除した状態を

 と解釈してみましょう。

 部屋を掃除した状態を今持っているということはすなわち、掃除して部屋がピカピカであるということを表現しているわけです。

 このように、have+過去分詞を、「~した状態を」「持っている」ととらえると、面白いし、現在完了がすっきりと理解できます。

 他の例文で確認してみましょう。

 I have known Ken for three years.
(ケンと三年前に知り合った。)

 「ケンと3年間知り合いである状態を」「今持っている」というところから、ケンと三年前に知り合った、という表現になります。

 I have visited Tokyo Disneyland more than ten times.
(東京ディズニーランド、10回以上行ったよ。)

 「東京ディズニーランドに10回以上行った状態」「今持っている」というところから、東京ディズニーランドに10回以上行ったことがある、という表現になります。

 現在完了には、「完了・結果」「経験」「継続」の三用法があるとよく言われますが、大事なのはそれらの用法の区別などではなく、何かをした状態を今持っているというイメージです。

時制のお話 現在進行形 [英文法のたのしみ]

 時制から、現在進行形のお話をします。

 am/ are/ is + ~ing

 で、現在進行形を作ることができます。

 現在進行形の意味は、「~している最中である」ということ。

 We are playing soccer.(サッカーしている最中だよ。)
 Ken is studying English.(ケンは英語の勉強をしている最中だ。)
 I am listening to music.(音楽を聴いている最中だ。)

 現在形の文と区別しましょう。

 We play soccer.(サッカーをする習慣がある。)
 Ken studies English.(ケンは、英語の勉強をする習慣がある。)
 I listen to music.(音楽を聴く習慣がある。)

 前回に確認した、状態動詞と動作動詞の区別が、現在進行形でもからんできます。

 状態動詞は、基本的に進行形になりません。

×)I am knowing Yumi.(ユミと知り合っている最中だ。)
×)Ken is having a car.(ケンは車を持っている最中だ。)

 下の文はともかく、上の文なんか訳を見るといけそうな気もしますが、状態動詞というのは、始まりか終わりがはっきりと意識できない動詞でした。進行形というのは、何かをしている最中ということで、最中ということは、始まりと終わりがあるわけです。なので、状態動詞は、進行形にしにくいんですね。ただし、絶対にならないというわけではありません。

 Ken is having lunch.(ケンは昼食を取っている最中だ。)
 Ken is seeing Yumi.(ケンはユミと付き合っている最中だ。)

 haveやseeは、それぞれ「持っている」「見ている」という意味では、状態動詞なのですが、「食事を取る」「人と付き合う」という意味では動作動詞なんです。よって、こちらの動作動詞の意味で使うのなら、進行形にすることは完全にできます。

 でも、それは、一見状態動詞に見えるけれど動作動詞として使われている場合に進行形になるよ、ということで、状態動詞自体が進行形になっているわけじゃないですね。

 次の例は、状態動詞自体が進行形になっている場合です。

 Ken is being nice today.(ケンは、今日は優しい。)
 Yumi is resembling her mother more and more.(ユミは、ますます母親に似てきている。)
 I'm loving it!(これ、大好き!)

 いつもは優しくない人が優しい場合、その優しさには始まりと終わりがありますね。今日だけ優しいわけです。
 単に似ているのには始まりと終わりが意識できませんが、ますます似ているというのはどうでしょう。……意識しにくいですね。でも、今まさにということではなくて、「近頃」という感じで考えると、「近頃ますます似始めて、そのうちに似終わる(?)」わけです。
 最後の文は某ファーストフードのCMですが、ハンバーガーを食べ始めたときにそのハンバーガーへの愛が始まり、食べ終わったときに愛は終わるわけです。随分短い愛ですが。

 現在進行形のちょっと面白い使い方をご紹介します。

 Ken is always playing video games.(ケンは、いつもテレビゲームばかりしている。)

 alwaysと組み合わせると、「いつも~している最中である」というところから、「~ばかりしている」という感動を表すことができます。感動と言っても、「すごいなあ」という驚きの気持ちだけでなく、「またやってんの」という呆れる気持ちも指します。上の文はどうでしょう。

 次の文を見てください。

 The bus is stopping.

 この文はどういう意味になるでしょう。

 直訳すると、そのバスは止まっている最中である。

 「止まる」というのは一瞬で終わることであって、純粋に論理的には「最中」なんていうものはありません。ありませんが、現に止まるためには、ブレーキをかけて、車体がガタガタして、徐々にスピードが落ちて、ぴったり止まるわけです。その一連の流れの最中である、ということで、

 「そのバスは止まりかけている。」

 ほどの訳になります。

 最後に、進行形の「そんなのありかよ」と思われる使い方をご紹介します。

 I am meeting a friend this evening.
(今夜、友達に会う予定だ。)

 現在進行形で、「予定」を表すことができます。

 「~している最中である」というところから、どうして「予定」を表すことができるのか。

 「最中」というのは、「始まり」と「終わり」の間ということです。
 この「始まり」と「終わり」という考え方をちょっと広げてみてください。

 ある行為をする場合、いきなりその行為をするわけじゃありませんね。行為の前に「意志」があります。
 友達に会う場合、友達に会おうという意志があるわけです。
 その意志を起こしたときを「始まり」として、実際に会ったときを「終わり」とすると、その最中というのは、会おうとしている、会う予定である、ということになります。

 というわけで、進行形で予定を表すことができるわけです。

 ちょっと、というか、かなり納得いかないなあ、と思うかもしれませんが、言語に関すること全てをすっきりとした理屈で考えていくというのは中々難しいのではないかと思います。すっきりといけるところはすっきりとやって、すっきりといけないところは、どういう風な理屈で考えていこうか、と考えることを楽しみましょう。

時制のお話 現在形 [英文法のたのしみ]

 今回から、時制のお話をしていきます。

 前回までの「仮定法」は妄想のお話でした。対して、時制というのは現実のお話です。

 仮定法→妄想
 時制 →現実

 英語では、妄想を語るときと現実を語るときで、使う動詞の形が違う、ということです。
 
 ところで、英文法を勉強するときですが、その文法は英文のどの部分の話なのか、その文法を覚えることによってどういう文を書けるようになるのか、その二点をしっかりと押さえましょう。たとえば、現在形なら、英文の動詞の部分の話であり、この文法を覚えることによって、現在の状態と現在の習慣を語れるようになる、というように。

 で、現在形なのですが、今、ちょっと言っちゃいましたけれど、現在形は、「現在の状態と現在の習慣」を語ることができます。

 このお話に入る前に、重要な動詞の区別として、状態動詞と動作動詞、という区別を確認しておきます。

 動詞には、状態動詞と動作動詞という区別があります。

 状態動詞とは、状態を表す動詞で、簡単に言うと、「~ている」を表す動詞です。
 have「持っている」 know「知っている」 see「見ている」 hear「聞いている」 belong(to)「所属している」、resemble「似ている」などなど。それと、be動詞ですね。

 動作動詞とは、動作を表す動詞で、状態動詞以外の動詞です。
 hold「持つ」 learn「知る」 look(at)「見る」 listen (to)「聞く」などなど。

 状態動詞について難しく言うと、「始まり、もしくは終わりがうまくイメージできない」動詞と言えます。
 たとえば、knowという語ですが、

 I know her.
(彼女と知り合いである。)

 彼女と知り合いの状況が始まったところはイメージできますが、終わりはうまくイメージできません。「知り合いじゃなくなる」という状況は、普通はあり得ないでしょう。

 I see the star.
(あの星が見えている。)

 seeになると、始まりがイメージしにくくなります。seeというのは視界に入っているという状況を指しますので、目が開いていれば視界には入っていたわけですから、いつから見えたのかはっきりとは分からないことになります。

 状態動詞と動作動詞を確認したところで、現在形の話に戻ります。

 状態動詞を現在形で使うと、「現在の状態」を表します。

 I have a Porsche.(ポルシェ、持っているんだ。)
 I know him well.(彼のことはよく知っているよ。)
 Ken resembles his father.(ケンは父親に似ている。)
 Yumi is mad at me.(ユミは、ぼくに怒っているんだよ。)

 「現在」形だから、現在の状態を表すのは、当たり前だと言えます。
 こっちはいいのですが、面白いのは動作動詞の方です。

 動作動詞を現在形で使うと、「現在の習慣」を表します。

 Ken walks to the park every morning.(ケンは、毎朝公園まで歩いているんだ。)
 Yumi plays soccer after school.(ユミは、放課後、サッカーしてるんだよ。)
 
 「現在」形という名称ですが、今現在していることを表しているわけではありません。そうではなくて、習慣的にしていることを表しています。以下の文がどういう意味になるかちょっと考えてみてください。

 What do you do?

 この文は、「今何をしているの?」という意味ではありません。
 これは現在形の文ですので、「何をする習慣があるの?」と聞いているのです。
 習慣的にしていることを聞いているということは、その人が普段何をしているかを尋ねているということです。
 なので、上の文の答えとしては、あなたが学生であれば、

 I am a student.

 となります。

 Ken writes science fiction novels.

 この文は、「ケンは習慣的にSF小説を書く」という意味を表しています。
 習慣的にSF小説を書く人というのはどういう人でしょうか。
 SF小説作家ですね。
 なので、上の文は、「ケンはSF小説作家だ」ということを表していることになります。

 習慣は、個人のものに限りません。

 The earth goes around the sun.
(地球は太陽の周りを回る。)

 Water boils at 100 degrees Celsius.
(水は、摂氏100度で沸騰する。)

 太陽の周りを回るのは地球の習慣、水が摂氏100度で沸騰するのは水の習慣、ということで、上の文の動詞には現在形が使われているわけです。まあ、習慣というよりは法則、なのですが。

 動作動詞の現在形は、現在の習慣を表す。

 ぜひ覚えておいてください。

仮定法の楽しみ方 would, could, mightを使わない仮定法 [英文法のたのしみ]

 今回は、would, could, mightを使わない仮定法について説明します。

 仮定法を作るには、would, could, mightを使う必要があります。
 if節は必須のものではありません。オプションでしたね。

 仮定法を作るには、would, could, mightを使う必要があるのですが、実は、使わなくても仮定法を作ることができるパターンがあって、その中から頻出のものをご紹介します。

○I wish S V(SがVだったらなあ)

 I wish my room were a little larger.
(わたしの部屋、もうちょっと大きかったらいいなあ。)

 この文のどこにも、would, could, mightは使われていません。使われていないのですが、表現された内容は妄想になっています。もうちょっと大きかったらいいなあ、と空想しているわけです。

 I wishのあとのSVのVの形に使われる動詞の形に注目してください。
 過去形になっています。
 現在の妄想をするときは、過去形を使います。

 では、過去の妄想をするときは? そう過去完了形です。

 I wish I had studied for the exams harder.
(もっと一生懸命試験勉強しておけばよかったなあ。)

○as if S V(まるでSがVするかのように)

 Ken talks as if he knew everything about soccer.
(ケンはまるでサッカーのことなら何でも知っているかのように話す。)

 「本当は知らないくせに知っているかのように」という意味で、事実と違うわけですから、これも仮定法の一種として考えてよいでしょう。

 この表現にもwould, could, mightは使われていません。
 Vの形にやはり注意。「~であるかのように」という意味の時は、過去形を使います。

 Ken talks as if he had taken part in the game.
(ケンはまるでその試合に参加したかのように話す。)

 「~したかのように」という意味の時は、過去完了形を使います。

○It is time S V(もうSがVする時間〔時期〕だ)

 It is time you went to bed.
(もう寝る時間だよ)

 Vの部分には過去形を使います。
 上二つの表現と違って、過去完了形は使いませんので注意してください。
 timeの前に、about/ highを入れることがあります。

 It is about time you left off your childish ways.
(もうそろそろ子どもっぽいことは卒業する時期だ。)

 It is high time you started taking actions for your future.
(もうホントに将来に向けて行動を始める時期だ。)

 aboutを入れると「そろそろだよ」、highを入れると「ホントに!」というニュアンスを足すことができます。

 Sのところにyouを使った例文しか出していませんが、youだけではなくて、他の語を使うこともできます。

 It is time he got up.
(もう彼は起きる時間だ。)

Vision Quest I WORKBOOK Lesson8 動名詞② 解答 [Vision Quest Ⅰ WORKBOOK]


1. to have
2. playing
3. opening
4. not having
5. joining
6. in

1. got out of the school without being seen by anybody
2. hearing about the discovery of a new star
3. My father promised to buy me a fur coat
4. Do you feel like drinking some coffee
5. Have you considered walking to school
6. get used to reading mystery novels

1. experiencing
2. going
3. raining
4. to reach
5. to be
6. watching
7. to say

1. are worth visiting
2. about not being treated
3. being spoken to by foreigners in English
4. try not to eat between meals
5. going on a hiking
6. visiting the town

1. On hearing
2. no accounting
3. no/ asking
4. in crossing

1. It is no use asking Mike for advice.
2. My father stopped smoking three years ago.
3. I'm looking forward to playing tennis with you tomorrow.
4. Megumi stopped to look at the dress in the show window.
5. I remember going to watch a professional baseball game with my father when I was ten.